12m50cm。そのつづき。

まいど、

心理カウンセラーの阪中ゲンです。

ようお越しくださいました。





前回、息継ぎができない小学生のぼくが、

父親にプールに連れて行かれて、

猛特訓を受けた話しを書きました。




ぼくにとっては、恐怖と結びついた距離、

12m50cm。


そして、40年近くたち、

ぼくはスイミングを習い始める決心をしました。


前回の話 → 「12m50cm」




体験スクールのときに、年配の男性のコーチに、

「平泳ぎではずっと泳げますが、クロールで1km泳げるようになりたいんです」

と、ぼくは伝えました。



「父の特訓のトラウマを手放したいんです」とは、

さすがに言いませんでした。


でも、言ってもよかったかな、と思ったりもします。




スクールでは、歩きながら顔を水につけて、

鼻から息をン〜〜〜と吐き、

顔を上げて、プハッ!っと口で息を継ぐ。


こんな、ほんとに基礎のところから練習しました。




水に沈んで、鼻から息を吐き、

浮き上がって、口で息を吸う。


蹴伸びをして、両腕でアタマを挟むように下を向いて進む。

腕の動きに会わせて、歩きながら息継ぎの形を作る。



そうした段階をしばらく踏んで、ようやく、

「じゃあ、少しクロールで泳いでみましょう。」

ということになりました。




泳ぐことは泳げる。

高校のときには50mくらいは、

無理矢理クロールで泳いでいました。


でも、必ず「恐怖」が涌き上がってくる。



怖いから、必死で泳ぐ。

しんどい、苦しい、助けて!!




案の定、今回も心臓はバクバク高鳴り、

心は、恐怖で覆い尽くされました。




年配のコーチは、何も言わずにぼくの泳ぎを眺め、

静かに近づいて来て、やさしく言いました。


「さかなかさん、もっと力を抜きましょう。」




ぼくは、苦笑いをして、「はい。」と答え、

また、クロールで泳ぎました。


相変わらず、しんどい。苦しい。



力を抜こう、とアタマで思いながらも、

がむしゃらに腕を、脚を、ばたつかせる自分を、


少し可笑しく思いながら、

その日の体験レッスンは終わりました。




あの年配の男性のコーチが教えてくれるなら、

落ち着いて泳ぐことができるようになるかもしれない、


ぼくはそんな風に感じたので、

そのコーチのクラスを選んでスクールの申込みを済ませました。





スクールが始まるのは、月が明けて5月からだというのに、

ぼくは一刻も早くプールに行きたくなり、


それから二日後、ビジター券の10回綴りを買って、

一人で、体験レッスンで習ったことをおさらいしました。

少しだけ、力を抜くことができたような感じがしました。




そしてまた二日後、一人レッスン2日目、

突然、力を抜いたクロールの感覚がつかめた気がしました。


シュウ〜〜〜ン、パッ。

シュウ〜〜〜ン、パッ。


あ、なんか、できてる。かも。



そう感じたぼくは、プールの真ん中まで歩いていき、

そこから、反対側の端を眺めました。


ここからの距離、12m50cm。



ぼくは、何も考えずに、

ゆっくりと腕を振り上げ、

水中で鼻から息を吐き、

身体をねじって、

水上に出た口から空気を吸いました。




ゆっくり、気持ちよく、

身体は水の中を進み、

やがて、

プールの端に手が触れました。



まったく恐怖はなく、

気持ちよくて、むしろ楽しい数秒間でした。



「なんやねん、おとうさん、泳ぐんて、楽しいやんか。」


そう、心で感じた瞬間に、急に涙が溢れてきました。



「オレは、こんな風に教えてもらいたかったよ、

泳ぐんて、こんなにキモチよくて楽しいことやって、

そんな風に教えて欲しかったよ、お父さん。」



次々に流れ出てくる涙に戸惑いながら、


いいや、どうせ、誰も、


47歳のおっさんがプールで泣いてるとは思わんやろ、


と開き直って、

流れるままに涙を溢れさせました。





そして、そのときに、


ぼくは、今、父を許したんだ、


と言うことに気づき、驚きました。




さらに、ごめんね、ごめんね、

と感じている自分にも気がついて、


父を許していなかったことを、

申し訳なく感じていたのだ、



ということも知りました。






そんな訳で、

スイミングスクールが本格的に始まる前に、

なんだか大変なセラピーを終えちゃったぼくですが、



明日から始まるスクールで、

楽しく、キモチよく泳ぎたいと思います。




コーチが年配の男性だということも、

ぼくにとっては偶然ではなかったのかもしれないな。




たぶん、その特訓の時であろう写真が見つかりました。

a0142373_1627887.jpg

おかん、缶ビール飲みながら写真も撮ってたんかい。





ありがとうございました。



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by teeda-smile | 2015-05-03 16:33 | なんやらかんやら | Trackback | Comments(1)
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Commented by やえ at 2015-05-03 21:13 x
玄、泳げなかったんや‼️沖縄に移住する位やから、サーフィンやらダイビングやら当然するものやと思うてたけど、沖縄=海遊びっていうのは勝手な思い込みなんやね〜(笑)いくつになってもチャレンジするという事は良いね(^o^)


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